に関する特許レポートが出

米国の特許調査・知財コンサルティング会社のLexInnova社は定期的に無料レポートを発行しています。IoT等のデジタルテクノロジー関係の特許分析レポートが多いので参考になっています。 グッチiPhone7ケース 昨年には、Virtual Realityに関する特許レポートが出ています(WIPOのサイトにも同じレポートが掲載されています)。 そんなに長いレポートではないのですが、興味深いポイントをいくつかご紹介します。 ルイヴィトンiphone7ケース 最も積極的に特許出願している企業の上位3社はソニーマイクロソフトサムスンです。国別ですと米国、韓国、中国です(たぶん日本は4位です、ちょっと悲しいですね)。 ルイヴィトンiphone7ケース すでにNBANFLNASCARやボクシングなど、スポーツの世界で始まったバーチャルリアリティ(VR)を使ったライブストリーミングが、ライブの世界にも広がり始めました。 米国3月15日から20日までフロリダ州マイアミで開催する音楽イベント「Miami Music Week」から、EDMプロデューサーのHardwellはバーチャルリアリティと360度カメラを使ったライブストリーミングで3月16日のパフォーマンスを中継します。 エルメス iphone7ケース これまでのEDMイベントのライブストリーミングはTwitchやYouTubeで行われてきました。ですが、360度全方向で撮影した映像を、EDMイベントからリアルタイムでストリーミング配信する手法は世界で初めての例で、これまでと全く違う映像体験を生み出すはずです。 エルメス iphone7ケース HardwellのVRライブストリーミングは、iPhoneAndroidスマホApple MusicそれからVR配信でコラボレーションするスタートアップ「Littlstar」のウェブサイトで見ることができます。 このLittlstarのVRスマホアプリが非常に高性能。 シャネルiphone7ケーススマホなのに、高精細でスムーズな映像が見られ、クオリティの高い映像体験になっています。一度試していただくことをお薦めしますよ。 エルメス iphone7ケース VR動画のYouTubeことLittlstar Littlstarとは、一体どんな集団なのでしょうか? 2014年に立ち上がったニューヨークのスタートアップLittlstarは、360度VR動画に特化した配信ネットワークを世界で初めて創っています。特定のVRヘッドセットに限定する代わりに、Google CardboardからサムスンGear VRまであらゆるプラットフォームに対応することを目指しながら、360度VR動画視聴スマホアプリやサイト内でVRコンテンツを展開。 シャネルiphone7ケースOculus Riftや、PlayStation VR、HTC Viveにも今後は対応予定となっています。 VR動画のクリエイターやエンジニアには、APISDKやウェブプレーヤー、コンテンツ解析のツール群を提供し、VR制作やVRポストプロダクションを支援しています。 グッチiPhone7ケースまたVR動画撮影のJaunt、Google Jump、Nokia OZOなどにも対応、コンテンツ制作面ではUnity、Unreal、Mayaなどに対応します。VRコンテンツの配信を簡単に実現できるプラットフォームとして、配信の上流から下流をまでを包括的に支援する、VR業界で現在アクティブなスタートアップです。 シャネルiphone7ケース アップルも2015年12月にLittlstarによるApple TV用アプリを発表して、同社のプラットフォームとしては初めて全方向の360度VR動画に参入するとともに、配信コンテンツの幅を広げ始めています。 LittlstarはこれまでにVRコンテンツをディズニーやフェラーリRed Bullナショナルジオグラフィックといったブランド向けに制作・配信を行っています。 シャネルiphone7ケース面白いことにLittlstarと提携しようというメディア企業、特にテレビ関連会社と積極的にVRコンテンツで協力しています。Fusion、Discoveryチャンネル、Showtime、PBS、Fox、A&E、ESPNなどのメディアがLittlstarのプラットフォームでコンテンツを配信しています。 シャネルiphone8ケース 創業メンバーの3人の経歴も多彩です。共同創業者でCEOを務めるトニー・マガヴェロ(Tony Mugavero)は、ベンチャーキャピタルGalvanize Venturesの元パートナーで、ライブチケット情報アプリGigbeatを立ち上げるなど、起業家としての経験が豊富です。 グッチiPhone7ケース共同創業者でチーフ・コンテンツ・オフィサーのマシュ そして、LexInnova社独自のアルゴリズムによる特許評価を加味した各社の評価が下図のようになっています。縦軸が特許の質、横軸が特許(および特許出願)の数ということになりますが、やはり、ソニーが最も高評価です。 他にも、IBMが件数は少ないものの、質は高いこと、NPEのIntellectual Venturesが結構出願(あるいは他社からの特許買取)を行なっているところが気になるところです。また、カテゴリークリエイターでもあるOculus VR(Facebook)がまったく出てきていないのも気になります(出願件数が少なくて対象外なのだと思いますが)。 エルメス iphone7ケース 画像 ソニーは、今年の10月にはPS4向けのVR HMDであるPlayStation VRを発売予定です(参照ニュース)。これが魅力的な製品であり、かつ、強力な特許により他社の追従を防げれば(この両方の条件が成立しているのが重要)、ソニー復活の起爆剤になる可能性もあるでしょう。 グッチiPhone7ケース なお、上記レポートは大局的な分析を目的としているので、個別の特許についてはほとんど書いてありません。機会があれば個別の特許についての分析記事を書いてみるかもしれません。 エルメス iphone7ケース